コンセプト

心と身体にやさしい食生活とは?

「心と身体にやさしい食生活」と聞いて、どのような食事が思い浮びましたか?
一般的には「カロリー制限」「減塩」「野菜中心」「和食」「バラン良く」などと認識されていますが、Low Carb Houseでは、「オーソモレキュラー栄養療法(分子栄養学)」に基づいたお食事を推奨しています。

 

オーソモレキュラー栄養療法(分子栄養学)に基づいた食事&栄養のアドバイス

おそらく、ほとんどの方が聞き慣れない言葉だと思いますが、「オーソモレキュラー栄養療法」の歴史は長く、1954年にノーベル化学賞、1962年にノーベル平和賞を受賞したアメリカの科学者ライナス・ポーリング博士が提唱。1968年には世界的な科学雑誌「サイエンス」で「オーソモレキュラー栄養療法」について発表し、現在までその内容をほとんど変えることなく限られた医療機関などで応用されてきました。
「ごあいさつと成り立ち」のページでも書きましたが、血液検査データや様々な体のサインに着目して必要な栄養素を補っていくため、個別の栄養アドバイスが求められます。

 

なぜ「糖質オフ」なのか?

これまでの食生活や体質によって、それぞれに合った栄養アプローチが必要ではあるものの、現代人のほとんどが糖質を摂り過ぎているため、糖質を控える食事「糖質オフ」が必要となるわけです。
では、なぜ糖質を摂り過ぎると「心と身体にやさしくない」のでしょうか。糖質が血糖値を上昇させたり、体脂肪を増やすということが知られていますが、血糖値の乱高下によりビタミン・ミネラルを消費することも分かっています。


日々の食事でビタミン・ミネラルが不足すると、慢性的な心や身体の不調を引き起こすことにつながってくるのです。
また、糖質を摂り過ぎることでタンパク質の摂取量が落ち不足しがちです。肌・髪・爪の材料はタンパク質です。さらに、筋肉や臓器もタンパク質からできています。
このように食生活を見直すと、体質改善や美容の効果が見られるのもご理解いただけると思います。

 

そうは言っても食事制限は辛いのでは?

食事の大切さを理解できても、「食事制限は辛そう」「栄養計算や献立が難しそう」「続けられる自身がなし」というお声もよくあります。
しかし、甘いものがやめられない理由はやる気の問題ではないし、ついつい食べ過ぎてしまうのにも理由がきちんとあります。まず栄養素と身体の関連性をよく理解し、自分自身の栄養状態を知ることがとても重要です。その上で控えた方が良いもの、積極的に摂りたいものを理解し、少し意識するだけで食生活の改善は可能です。
食べ物を選択することで、量的な制限がなくなり、お腹いっぱい食べて健康的にダイエットができたりするのです。
食事には薬のような即効性はありませんが、体の変化が見られると嬉しくなり継続の力となります。
楽しく美味しく続けられるようにみなさまを応援しています。