ダイエット・体質改善・アンチエイジング・活習慣病予防・血糖値などが気になる方を対象にした講演やセミナーを行うほか、栄養アドバイザーとして食生活改善を目的とした個別相談も行っています。原材料にこだわった糖質オフスイーツの販売や医師監修の本を出版するなど、事業を通して栄養療法の魅力を広めています。
Low Carb House(ローカーボハウス)代表 ともだ かずこ
栄養アドバイザー&健康経営アドバイザー
2015年頃までの私の食生活を振り返ると糖質三昧でした。花粉症や慢性便秘、肌荒れ、冷え性といった誰もが「体質」だからとあきらめがちな体調不良に加え、重度の夏バテやパニック発作(精神疾患の一つで急なめまいや吐き気におそわれ意識がなくなりそうになる症状)などに悩まされていました。働けるような健康状態になく、日常生活にまで支障をきたすような体でした。
そんな中、栄養アプローチにより治癒力を高め、病気予防や病状改善へ導くオーソモレキュラー栄養療法(分子栄養学)に出会いました。治療を開始した2年後には、起業や本を出版するまで元気になり、人生を取り戻すことができたのです。
オーソモレキュラー栄養療法は、1954年にノーベル化学賞、1962年にノーベル平和賞を受賞したアメリカの科学者ライナス・ポーリング博士が提唱。血液検査データや様々な体のサインに着目して必要な栄養素を補っていきますが、現代人が摂り過ぎている糖質を控えることが大前提です。
テレビや雑誌でも「糖質オフ」「糖質制限」などのキーワードが注目されるようになりました。しかし、オーソモレキュラー栄養療法の観点から考えると、単純に糖質を控えるのではなく、糖質の代わりに何を補うのかがとても重要です。
例えば、戦時中に流行した脚気という病気は、白くもちもちと甘いお米が高級品だった当時、兵士に大量の白米を与えたために起こったビタミンB1欠乏症でした。
このように栄養不良から引き起こされる病気は少なくありません。今ではカップ麺やお砂糖たっぷりのお菓子などを誰もが手軽に買えるようになり、簡単ですぐに満腹になれる糖質に偏ったご家庭が増えてしまいました。その結果、糖尿病や高血圧、癌などの生活習慣病にとどまらず、小児肥満や小児糖尿病、発達障害などのお子さんが増えたように感じます。
栄養療法で私自身が健康的になり、我が子の発達障害が劇的に改善した時、このような状況をなんとか変えられないものかと考えるようになりました。そして、起業した年の秋に「発達障害と食事栄養療法」に関す情報発信とサポート活動をボランティアで開始すると、多くのお子さんが改善されていきました。もっと多くの人達に知ってほしいという思いから、2作目の「食事でよくなる!子供の発達障害」を出版することになったわけです。
講演やセミナーでは、動物性たんぱく質(肉・魚・卵など)や良質な油脂類(ラード・牛脂・バター・ココナッツオイルなど)を摂取する重要性をお伝えしています。
今後も事業を通して栄養療法の魅力を広めていきます。
お近くにお悩みの方がいらっしゃいましたら、ぜひLow Carb Houseの情報を届けてほしいです。
2016年 10月 |
小冊子「糖質オフのススメ!」 レシピ提供 |
2017年 7月 |
「Low Carb House」として個人事業を開始 |
2017年 9月 |
レシピ本「はじめての糖質オフスイーツ」出版(法研) amazon「デザート・スイーツ」部門で1位 ※2017年9月4日集計 |
2017年 11月 |
facebookグループ「発達障害と食事栄養療法」を開設 ボランティアで情報発信・サポートなどを行う |
2018年 3月 |
「オーソモレキュラー・ニュートリション・エキスパート」認定 分子栄養学における栄養アドバイザー |
2018年 10月 |
菓子製造業を開始 |
2019年 2月 |
「食事でよくなる!子供の発達障害」出版(マキノ出版) amazon「こどもの医学」部門で1位 ※2019年2月21日~3月23日 |
2019年 12月 |
「食事でよくなる!子供の発達障害 実践レシピ集」出版(マキノ出版) amazon「こどもの医学」部門で1位 ※2019年12月7日~12月10日 |
2020年 8月 |
糖質オフ商品企画(開発・監修)を開始 |
2020年 11月 |
「心の不調は食事でよくなる」出版(マキノ出版) Amazonカテゴリ別ランク「精神医学」1位 ※2020年11月8日~11月9日集計 |
医師監修の書籍を出版。
全4作がamazonカテゴリ別ランク1位になるなど話題になっています。